LabVIEW備忘録

National Instruments社のグラフィカル言語 LabVIEWに関する学習Blogです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

リングバッファ/循環バッファ

DAQmxなどで取得した波形をまとめて長さを変えた上で処理したい場合は多々あると思うが、標準関数ではなかなか良い方法が思い浮かばない。そんな時には循環バッファを使うと良い。Software Circular Buffer in LabVIEWSoftware Circular Buffer in LabVIEW -…

マウスホイールでトリガ

計測PCからはなれた場所から計測開始トリガをかけるテクニック。ペーン上でホイールマウスのホイール(button3)がクリックされるのをイベントストラクチャで処理する。もちろんはハードウェア的にDIモジュールに何らかのボタンを接続してもよいが、ワイヤレス…

シミュレーションデバイスの波形をすり替え

MAXのシミュレーションデバイスは実機レスである程度の計測システムを構築することが可能であり非常に有用である。が、シミュレーションデバイスの吐き出すアナログ波形は正弦波のみであり、物足りなく感じる場面も多々ある。下記は熱電対のチャートをそれっ…

パネルアップデート更新を切り替えて高速化

UIの使いやすさ向上のためにプロパティノード変更を多用するとVIが非常に重くなるが、フロントパネル更新を一度Offしプロパティノードを変更してから再度更新をONすると、見掛けの変更にかかる処理が省かれるため一気に高速化することが多々ある。VBAでいう…

ディスク残量に応じてアラートメッセージを出す

PCベース計測はストレージを安価に使えるのがメリットの一つで、ついつい大量のデータを記録領域に流し込みがちになるのだけれどもHDDといっても容量は有限なので、案外現場でディスク残量が足りなくなる事故が発生する。ファイルパスに噛まして残量でエラー…