LabVIEW備忘録

National Instruments社のグラフィカル言語 LabVIEWに関する学習Blogです。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

前回実行時の設定値を復元

開発環境の場合は現在の値を設定をデフォルトを都度すればよいが、exeを作ってしまうと毎回制御値の値がデフォルトに初期化されてしまう。Ctrl Val.Get Allを用いて全ての制御器値を取得、xml化してcfgファイルに書き込み/読み込みをすることで制御器設定を…

tdms記録の勘所

tdmsファイルはなかなか良く考えられたファイルフォーマットであり、LabVIEWを使うならこれを活用しないと損である。が、何も考えないでtdmsに記録すると嵌る。時間チャンネルを生成する方法 http://www.kyowa-ei.com/jpn/download/product/special/ni_diade…

波形を間引く

入力波形を係数分だけ間引いた波形を返す。平均化や実効値計算などはしておらず、単純に点を間引いているだけである。グラフやチャートが重すぎる場合や、サンプリング設定を変更しないで記録データを間引きたい場合に使用する。 DecimateWaveforms.zip - Go…

DAQデバイスが認識されない

Q:NI MAX(Measurement & Automation Explore)上でCompactDAQデバイスが見えているけど型番が正常に認識されないのだけれど(下図)?A:シャーシやデバイスが対応していません。または、タスク数がシャーシ仕様の上限を超えています。図の場合は旧世代の9162に対…

NI Badging Pilot Program:学習プログラム

NIの認定資格を持っている人は既知かと思うが、Acclaimからデジタルバッジが付与させるようになった。CLAD/CLA/CLAや日本ではやってないCTD/CTAの他に、学習目安用のバッジ(資格ではない)がWebテスト合格者にも付与されるようだ。NI Badging Pilot Program:…

波形データをCSVで保存(絶対時間)

LabVIEWで初心者が戸惑うポイントの一つに波形データの概念がある。波形は値Y、開始時刻t0、データ間隔dt、属性attributesから構成されているため、直感的な横軸時刻、縦軸値のデータペアになっていないのである。複数チャンネルの波形データをcsvに保存する…

ループ実行時間を計測する

While Loopのエラー配線に接続し実行時間と回数を表示する。生産者/消費者デザインパターンなどの各ループに配置しておけば、コードのボトルネックが判別できる。エラー配線上に配置しているのは実行タイミングを明示化するため。ElapsedTimerbyError_LV14.z…

アナログ波形データのデータ量最適化(0)

NI社のCompatDAQシリーズを用いてアナログデータ収録を行う際のデータサイズについて検討する。簡単のため構成はNI cDAQ-9172 / NI 9221(±60 V、アナログ入力、800 kS/秒、8 Chモジュール)とする。 検証用として以下のコードを作成した。(もう少し複雑な処…