ディスク残量に応じてアラートメッセージを出す
PCベース計測はストレージを安価に使えるのがメリットの一つで、ついつい大量のデータを記録領域に流し込みがちになるのだけれどもHDDといっても容量は有限なので、案外現場でディスク残量が足りなくなる事故が発生する。ファイルパスに噛まして残量でエラーメッセージを発生させれば、これを回避できる。呼ばれたタイミングでしかチェックしないので長時間運転する用途であればウォッチドッグ化した方が良いかもしれない。
Advanced plotting toolkit
前回グラフをPNGに出力する話題をしたが、直接ライブラリから画像を生成する方法を紹介。
Advanced Plotting Toolkit
一見してわかるように中身はmatplotlibであり、そこそこ美麗な各種グラフを出力することが可能である。Picture表示器に出力されるだけなので案の定速度は低く、動的に計測データを表示するような場合は、グラフ更新間隔はせいぜい0.5s間隔が限度となる。また、日本語フォントを使いたい場合は力技で合成するしかない。
前回実行時の設定値を復元
開発環境の場合は現在の値を設定をデフォルトを都度すればよいが、exeを作ってしまうと毎回制御値の値がデフォルトに初期化されてしまう。Ctrl Val.Get Allを用いて全ての制御器値を取得、xml化してcfgファイルに書き込み/読み込みをすることで制御器設定を維持できる。バリアントをそのままxmlに平坦化すると上手くないようなので、一旦クラスタに分解している。
ControlValue.zip - Google ドライブ
読み込み側VI LoadContrlValue.vi
書き込み側VI SaveControlValu.vi
書き込み側の無効制御器指標に終了ボタンの指標を設定することで、次回実行時に終了ボタンがいきなりTrueとなることを防止している。
注)windowsのUACの問題があるのでProgram Files以下にexeをインストールする場合は設定cfgが作成されません。